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2015年11月14日土曜日

MDR-1A MDR-1ADACへのHPC-35嵌合について



先日お問い合わせで、オヤイデの3.5ステレオミニプラグ着脱型ヘッドホンケーブルHPC-35をお求めの方が、ソニーのMDR-1A DACの3.5ステレオミニジャックに挿さらないという連絡がありましたので、写真入りで状況をご説明します。

ちなみにMDR-1A DACはDAC内蔵で、microUSB接続によるデジタル受けができるのですが、このようにキャップを外すと3.5ステレオミニジャックが現れ、ここに3.5ステレオミニプラグ着脱型ヘッドホンケーブルを挿すことでアナログ受けもできる二刀流です。


さて本題のささらない件、たしかにささりません。ここのリストにもMDR-1ADACを掲載しているのに説明不足でした。申し訳ありません。後述する後期ロットはささります。


 こちら後期(φ5.3)のP-3.5SRHPを挿したところ。ぴったんこかんかん。きちんとささり、音ももちろんOK。白黒のまだらのケーブル部分は無視してください。


HPC-35/62は昨年秋のMDR-1Aの登場以降、MDR-1AユーザーからHPC-35/62がMDR-1Aにささらないというお話を複数受け(差し込み穴がMDR-1Rに比べて小さくなった)、ヘッドホン側ミニプラグ(P-3.5SRHP)をMDR-1Aに差し込み可能にするために、差し込みピンの根本のフランジ部分(ピン根本のちょっと段差になっている部分)の直径を急きょφ5.7からφ5.3に変更しております。これにともないMDR-1ADACにも使用可能になっています。 製品不良というわけではなく、ユーザーが今後増えるであろうMDR-1Aに対応すべく、予告なき変更というわけです。

後期ロットが出荷を開始したのが2014年末からだったので、市場には一時期、前期モデルのφ5.7と後期モデルのφ5.3が混在し、店舗によってはまだ前期モデルが並んでいる可能性もあります。

HPC-35/62自体はPCOCC-A導体の終了とともにケーブル在庫がいよいよなくなりまして、今秋すでに生産終了。オヤイデ電気からの出荷はないのですが、オーディオ店や家電量販店には流通在庫がまだあります。もしMDR-1AやMDR-1ADACにHPC-35/62をお使いになられたい方で、買われたHPC-35/62が同機にささらない場合はオヤイデ電気にご連絡ください。無償にてプラグをφ5.3バージョンに交換いたします。


パッと見は前期(φ5.7)と後期(φ5.3)の見分けは全くつきません。ノギスで測らないとわからないくらいの0.4ミリの直径差なもので。

 さて、生産終了のHPC-35/HPC-62の後継機はどうなっているだ?というお問い合わせを多くいただきますが、現在鋭意計画中。いつごろお披露目できるかは、まだなんとも、いっちゃまずいので言えませんけど、いましばしお待ちくださいね。

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