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2014年9月5日金曜日

NEOから初のLANケーブルIS-707RJ発表!9/12発売予定。

本日、オヤイデ電気の別ブランドNEOから、LANケーブルが発表されました!型番はIS-707RJ。当社初のLANケーブルです。コストパフォーマンス抜群のイーサネットケーブルです。0.6m/1.2m/2.4m/3.6m/6.0mの5種類の長さが通常品で、7m以上の特注長さも受注製作で可能。開発者曰く、最大200mまでの伝送能力を有しているそうですが、一般家屋のネットワークオーディオでしたら、10mから30mあたりが需要ありそうですね。価格はオープンプライスで、下記価格は実勢予想価格です。発売は2014年9月12日予定で、全国のオーディオ店や家電量販店、楽器店などでお求めいただけます!
  • IS-707RJ/0.6 7,900円
  • IS-707RJ/1.2 8,400円
  • IS-707RJ/2.4 9,400円
  • IS-707RJ/3.6 10,400円
  • IS-707RJ/6.0 12,400円 

以前、オヤイデ電気では黄色い試作LANケーブルを直営店限定でテスト販売したことがありましたが、IS-707RJはそれの量産バージョンです。



IS-707RJは、この試作ケーブルの外装シースを黒くしたものです。IS-707RJは、米国の某大手オーディオケーブルメーカーの上級ラインのLANケーブルとほぼ同じ内容です。IS-707RJが某社ケーブルの数分の1の価格を実現できた理由は、純粋に製造原価から販売価格を算出していること。オヤイデはユーザー重視のお求めしやすい価格がモットーですので。それに、ケーブルのプラグの引き出し口に樹脂ブーツを被せず、同じくケーブルに化粧用の布シースを被せなかったことなど、過剰な装飾を排したからです。樹脂ブーツを取付けると、見た目には高級感があり、またブランドロゴを入れられるなど、意匠面では優位なのですが、音質には関係がなく、樹脂パーツの製造には相当なお金を掛けて金型を製作せねばならないのです。

ところでIS-707RJが、なぜNEOブランドかというと、ケーブル部分を国外のケーブルメーカーに製作させているからです。また、IS-707RJの開発担当者がNEOのd+担当ということもあります。なお、プラグとケーブルのアッセンブルは国内でやっています。



IS-707RJの信号線には銀メッキOFCを用い、ケーブル構造はカテゴリー7に準拠。


プラグはカテゴリー6a準拠のドイツはテレガートナー社製最高級LANコネクタ(RJ45)で、金属鋳物ボディ(たぶんアルミダイキャスト)を身にまとった重厚なプラグです。

IS-707RJは、高音質&高画質伝送が要求されるユーザーを主眼としたLANケーブルです。ホームユースではネットワークオーディオ用、プロユースではレコーディングスタジオなどのネットワークケーブル用に好適です。

オーディオ用LANケーブルは、1メートル何万円もする高額な製品が主力価格帯ですが、世の中のネットワークオーディオユーザーの全てがそんな高額なLANケーブルに投資できるはずがありません。業界でよく耳にするのが、「短くて高額で高音質なLANケーブルはたくさん存在するけれど、長くて安くて高音質なLANケーブルがほとんどないに等しい」というものです。その隙間を埋めるのが、このIS-707RJだろうと思います。

オーディオルームに、ノイズ源となりえ、かつ見た目にも高級感のないパソコンの周辺機器を置きたくないという、ネットワークオーディオユーザーは少なからずいます。それを実践する場合、ルーターやNASをオーディオルームの外か隅っこに置いて、ルータから長尺のLANケーブルを引っぱってきて、オーディオルームのネットワークプレーヤーに接続する例が見受けられます。もし、1mウン円もするハイエンドオーディオ用LANケーブルで、何十メートルも引き延ばしたら、えらい高額になってしまいます。短くて済むLANケーブルは高額でもいいけど、長いケーブルはコストパフォーマンス重視で、メートル単価を低く抑えたい、このように考えるネットワークオーディオユーザーが多いようです。

このIS-707RJのケーブル部分のみ(IS-707)のロール販売あるいは切り売り販売も予定していますが、詳細はまだ未定です。たぶんメートル800円になるはずです。オーディオ用LANケーブルの切売販売って、いままで無かったはずなので、これは自作ユーザーにとって嬉しいお話ですね!

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