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2013年6月28日金曜日

電源ケーブル自作講習会を週明け7/1月曜の朝10時から若干名追加募集します!



応募開始から1日で、あっというまに埋まってしまったTUNAMI NIGO電源ケーブル自作講習会なのですが、締め切り後も問い合わせを沢山いただいています。そこでなんとかお一人でも多く救済できないかということで、テーブルをぎりぎりまで詰めて定員50名に増やします!多重に応募していた方々の整理などを進めたことを合わせ・・・



午前:あと7

午後:あと8



・・・を週明け7/1月曜の朝10時から、オヤイデ電気秋葉原店の電話のみ(TEL03-3253-9351柳沢宛て)で受け付けということで、追加募集します!!

その際は、応募フォームと同じく、 午前の部か午後の部か、お名前、年齢、電話番号、お住まいの都道府県、メールアドレス、自作経験(初心者・中級・自作経験豊富) をお伝え下さい。 ではでは~


しかし、本当に大丈夫なのだろうか。席も部品も工具も果たして足りるのか? 何か忘れているような気がする。

2013年6月24日月曜日

あらよあらあよという間に残り枠少なく 自作講習会進捗!

7/13開催予定のケーブル自作講習会。各45名から開始し、応募開始から3時間経過の18時30分。はや午前残り26名、午後残り34名となりました。ではでは

電源ケーブル自作講習会の応募状況

電源ケーブル自作講習会の応募を本日15時過ぎから開始しております。応募ページをご覧いただいたら分かりますが、今回の自作講習会は応募フォームを設けて、受付枠の残りも表示されるようカウンタを設けました。上記は17時半くらいの状況で、午前が残り32名枠、午後が残り39名枠です。

ウェブ製作の専門家の方に作成いただいたのですが、いやー分かりやすい、素晴らしい!では、早々に埋まりそうな応募枠、参加したい人はお早めにね!なお、今回のこの応募はスマートフォンでも見やすいように作成されておりまして、いままでの応募メールから推察するに、実際にスマートフォンから応募されてくる方が多いようです。

電源ケーブル自作講習会ただいまより参加者募集開始!

電源ケーブル自作講習会!ただいまよりこちらの受付ページより参加者募集開始しましたよおおっ!

2013年6月21日金曜日

RS-4C2VSを用いたAK100T専用デジタルケーブル製作記

最近、ちらほらオヤイデ電気の寒冷地用75Ω同軸デジタルケーブル RS-4C2VSが売れているそうです。まぁ、このRS-4C2VS、特にオーディオ用というわけではなく、NHKの取材班が南極の取材ロケに出向く際、氷結にも耐えられるケーブルが欲しいというご要望を受けて、オヤイデ電気が製作した、特殊な業務用デジタルケーブルなのです。凍らないよう、シースをシリコーン製としているのがミソです。業務用なのに音が意外にも素晴らしいのは、絶縁材にFEPを使っていることと、中心導体が銀メッキ銅であることと、NHKの厳しい仕様をクリアすべく、厳密に設計製作されているからでしょう。なので、お値段も業務用にしてはお高い1,890円/mなのですが、オーディオ用としては割安なので、ピュアオーディオのデジタルケーブル自作にも、好結果が得られるかもしれませんよ。音はけっこう低域がしっかりして、重心が低く安定した、厚みのあるサウンドです。

聞くところによると武蔵音研のAK100Tに用いるためのデジタルケーブルに、このRS-4C2VSが好適なのだそう。先月だったか、たまたま店舗にいた時に、このケーブルの特注製作を来店者の方から頼まれて作りました。上写真はRS-4C2VSの端末をスイッチクラフトの3.5ステレオミニプラグ35HDNAUに合うよう、端末処理したところ。35HDNAUのケーブル公称適合径は7mmで、RS-4C2VSは7.1mm。実際にはRS-4C2VSと35HDNAUはほぼぴったりで、わずかな隙間が空く程度でベストマッチです。RS-4C2VSのシールドを二股に分けたのは、ひとつに束ねてハンダ付けすると、ハンダ箇所が盛り上がってプラグのカバーに干渉してしまいそうだったからです。

 RS-4C2VSの二股に分けたシールド線を、35HDNAUのR(ピンの先端から2番目の電極に該当する内部電極)にハンダ付けします。Sに該当する電極(ケーブルのかしめ金具)には導体をハンダ付けしません。

ついで、さきほどのハンダ付け箇所にPTFEテープ絶縁したあと、Tに該当する内部電極に RS-4C2VSの中心導体をハンダ付けします。このようにRとTは近接して、下手をするとショートの危険性があるので、薄厚で絶縁特性に優れたPTFEテープによる絶縁処理は必須です。

そして、ケーブルカシメ金具をケーブルにかしめてケーブルを固定します。反対側の端末は3502AAUというスイッチクラフトのRCAプラグ指定だったので、これをハンダ付けしました。 具体的には、3502AAUのピン電極(プラス)にケーブルの中心導体を、グランド電極(マイナス、かしめ金具)にシールド線をハンダ付け。

できあがったのはこのような片端3.5ステレオミニ、他方端RCAプラグの短尺デジタルケーブル。AK100TとiBassoのD12Hjとの間をデジタル接続するために用いられるそうです。RS-4C2VSは太いですが、シリコーンシース製で柔らかいので、けっこうぐにゃりと屈曲します。上の銀色のケーブルは、FTVS-305を用いた、同じ用途に用いるデジタルケーブルで、近日中にフジヤエービックで販売開始します。後述するCOAX-R2M みじんこシグネチャーモデルとの外見上の見分け方は、ミニプラグがモノラルかステレオかということと、ミニプラグに貼付けたオヤイデロゴシールが銀帯か赤帯かの違いです。

これも同じ用途のケーブルですが、別の依頼者からの仕様に応じて、 RS-4C2VSを3mだったか、出力側端末をBNCプラグにしたものです。AK100Tを据え置き型のDACのBNC入力に接続するためのデジタルケーブルです。

BNCにはオヤイデのSLSBを、もう一方端には手持ちのパーツをあれこれ組み合わせたオヤイデ製非売品ミニプラグを装着。RS-4C2VSには高密度メッシュチューブ6mmを被せて、カッコ良く仕上げてみました。作るの大変だったので、欲しい方は自作でがんばってみて下さい。写真のミニプラグは非売品なので、申し訳ありませんが似たものとしてAP3.5ステレオミニプラグ(ロジウムメッキ)またはAP3.5ステレオミニプラグ(金メッキ)をご使用されると良いでしょう。





それにしてもAK100は人気ですね。先週香港へ行った時も、オーディオ店や免税店でAK100をよく見かけました。武蔵音研さんの手によるAK100改やAK100Tも、コアなマニアを中心にユーザーが拡大中のようで、フジヤエービックで販売中のオヤイデ COAX-R2M みじんこシグネチャーモデルも、おかげさまで30本近くを納品しております。たぶん、AK100改とD12Hjなどとの接続に使われているのでしょうね。

2013年6月20日木曜日

みじんこ特別仕様!PTFEテープASF-110にテープ幅が狭い5mmタイプが登場!

さて、こちらしれっと発売した新製品。チューコーフローのASF-110FRPTFEテープ)5mm幅です!従来13mm幅だった当製品に、テープ幅が狭いタイプが登場したわけです。これ、私の要望でメーカーに特別に作ってもらいました。1巻き840円でオヤイデ電気秋葉原店限定で発売中です。一般のビニル絶縁テープなどに比して高めですが、値段以上の価値ある絶縁テープですよ!

 上が5mm幅の新製品。下が従来の13mm幅。なぜにこんなテープ幅の狭いPTFEテープが必要だったかというと、ひとえにオーディオケーブル制作時の作業性が良いからです。

 イヤホンケーブル自作時のミニプラグへの絶縁を例にとってみましょう。私はハンダ付け後の絶縁にPTFEテープを多用します。絶縁特性がよく、薄肉で延びが良く、経年による劣化や剥がれが無いためです。で、いままで不満だったのは、このように微細なミニプラグへのハンダ付け等において、13mm幅だとテープ幅があり過ぎて必要な箇所に貼りにくかったのです。上写真は13mm幅のテープです。アース電極のハンダ付け箇所だけに絶縁したいのに、幅があり過ぎて、そのままではうまく貼付けられません。そこで私はいままで、13mm幅のテープをハサミで半分にカットして使っていたのですが、ハンダ付け箇所を覆うのに、いちいちPTFEテープをハサミでカットするのは手間でした。

ところが 今回製品化した5mm幅PTFEテープだと、ハサミでカットすることなく、上写真のように狭い隙間にもするっとテープが入り込み、絶縁作業が楽に行えるようになりました。この写真は、左右共通アースのハンダ付け箇所のみにテープ絶縁している様子です。

テープを絶縁したいハンダ付け箇所に跨がせたら、適当にハサミでカット。

テープの残りをハンダ付け箇所の裏側に巻き付けて絶縁被覆完了!あっと言う間です。 

続けて左チャンネル側をハンダ付けして、PTFEテープ5mm幅で絶縁します。13mm幅だったら、不必要な箇所にまでテープが被ってしまうので、絶縁処理は、こうはすんなりいきません。

さらに右チャンネル側をハンダ付けして、PTFEテープ5mm幅で絶縁します。これもさくっと一巻きして絶縁終了。あっという間です!

このように各ハンダ付け箇所を個別に絶縁すれば、互いのショートを回避出来き、完璧な絶縁が可能となります。

この手の微細な箇所の絶縁補強には、ホットボンドを使う方法、熱収縮チューブ、ビニルテープやアセテートテープを使う方法もありました。ホットボンドによる絶縁は、強度補強も兼ねられて有利な面もありますが、もしハンダ付け箇所を再度外したくても、ホットボンドを奇麗に除去するのは極めて困難。すなわち、ホットボンドで一度固めたら、やり直しは効かないのです。また、熱収縮チューブを使った絶縁は、ミニプラグのハンダ付け箇所のように、狭く入り組んだところの絶縁には不向きでした。ビニルテープやアセテートテープによる絶縁は、テープの厚みが厚く、細かい箇所の絶縁には不向きで、かつ経年によって剥がれて来るという問題がありました。

PTFEテープはこれらの問題を全てクリアーした、オーディオケーブル自作の必須アイテムです。特に今回の5mm幅タイプは、イヤホンケーブルやヘッドホンケーブルの自作といった、細かいハンダ付け箇所の絶縁作業に最適なように設計されているので、これらの自作をされる方に、ぜひ常備してほしいです。もちろん、RCAケーブルやシールドケーブルなどの自作にも、このテープは重宝しますよ。

オヤイデ電気秋葉原店限定高音質LANケーブル完売御礼!

先月にみじんこブログで取り上げた、オヤイデ電気秋葉原店限定高音質LANケーブルですが、ブログ掲載後おかげさまで一挙に予約殺到。あっという間にケーブルを使い切ってしまいました。この反響を得て、外販品として格上げの方向で検討中のようです。あくまで推測なのですが、ご注文いただいた方々の多くはネットワークオーディオなどPCオーディオ用途での使用目的のようです。値段に比して豪勢なLANコネクターがほふられている点に魅力を感じていただけたのかと思われます。なので、外販品として格上げされた暁にも、このテレガードナー製コネクターをぜひ採用してほしいと担当者には話しておきました。買い逃した方々、外販品の登場にぜひご期待下さい。値段は高くなるかもしれませんが。

電源ケーブル自作講習会、募集開始は来週開けになります。しばし待たれよ!

先週予告した電源ケーブル自作講習会について、そろそろ募集開始しようと思ったのですが、応募ページの作成作業にもう少し掛かりそうです。したがいまして、募集開始は来週開けになりそうです。首を長ーくしてお待ちの皆様、いましばしお待ち下さいね。なお、7/13当日はオヤイデ電気秋葉原店にて、講習会に連動したセールなども予定しています。詳しくは応募開始時に発表します。

2013年6月12日水曜日

オヤイデ電気が試作した本革張りのTRSフォーンプラグをプレゼントします!

さてさてこちらはオヤイデ電気が試作した本革張りの標準プラグ(TRSフォーンプラグ)です。ただいま今月のプレゼントで、希望者へのプレゼント応募中です。奇麗でしょ。これ、本革を巻く職人を捜しまして、ようやく探し当てた革張り職人に会いに行き、私と社長とで直談判して出来上がったプラグなんです。なぜこのプラグを開発したかと言うと、当時開発中だったゼンハイザーHD800用ヘッドホンケーブルに搭載するためだったのです。さらに、このプラグの単売も計画しておりました。あとはプラグの内部構造やメッキを練っていこうというところまできていたのです。そう、このプラグは1年以上前に完成していたのでした。

ちなみに、1は牛の黒なめし、2はワニ、3は牛の茶色なめし、4はワニだったか亀だったか、5はリザード(トカゲです)、6は牛のキャメル色なめし。一番希少で原価が高かったのは5のリザードです。紫色というのがちょっと趣味の分かれるところですが。各2本あり、全部で2本x6種類=12本ありますので、12人に当たります。


しかしながら、開発に時間がかかり過ぎ、昨年夏の事、HD800用ケーブルはお流れになったのでした。そして、このプラグやケーブル(HPC-24Sとして先月から店で売り始めました)やHD800用プラグ(B級品として特価処分し、すでに完売)が残されたわけです。

忘れかけていたこのプラグ。つい先日、社長が思い出して、欲しい人にプレゼントしたらええやんということになったんです。このプラグ、試作品ということもあり、かなりお金が掛かっています。反響次第では、プラグやHD800用ケーブルの開発再開もあり得るので、ぜひぜひ皆さんご応募くださいね。ちなみにこの試作品のピンのメッキは銀ロジウム、カバーのメッキは梨地クロームメッキです。オヤイデの市販フォーンプラグと比べて重厚なカバーです。未使用品なので、ヘッドホンケーブルの自作なんかに使ってみて下さいね。未使用ですが、保管時の微傷やメッキの劣化が見受けられた場合、プレゼント品という事でご勘弁下さい。現在応募者は100人を突破するかしないかのところまで来ているそうですよ。

ベリリウム銅無メッキプラグとTUNAMI NIGOで電源ケーブル自作講習会決定!



突然ですが、 「TUNAMI リベンジ!ありがとうPCOCC-A、ベリリウム銅無メッキプラグとTUNAMI NIGOで究極のワイドレンジ・ニュートラル電源ケーブルを作ろう!」と題した電源ケーブル自作講習会を実施することに決定しました!まだ参加者の応募は開始してません。来週中ごろ、だいたい6/20ごろから募集すると思います。

内容的には以下の予定です。

<開催日時>
2013年7月13日(土曜日)
   午前の部 10:30~12:30(開場10:00) 定員45名
   午後の部 14:00~16:00(開場13:30) 定員45名

<参加費>
1万円(税込)当日会場にてお支払い。

<開催場所>
いつも通りの、秋葉原の廣瀬本社ビル5階 レンタルホール(東京都千代田区外神田1-10-5)

では、正式な募集開始までしばし待たれよ!