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2011年3月1日火曜日

サウンドベース555でパラゴンと鉢合わせ


先週末、3/27日曜日の秋葉原。季刊オーディオアクセサリー140号の記事でサウンドベース555というオーディオショップが開店した事を知り、早速お伺い。秋葉原電気街口とは反対側、すなわちヨドバシアキバ側にあります。店の前の路地からはヨドバシアキバが見えます。ここはオーディオモテギの裏手の路地でもあります。




サウンドベース555の面構え。住所は東京都千代田区神田松永町17番地 西武ビル1F 。


向かい側にはオーディオアウトレットという中古オーディオ店もありますが、今日は閉まってました。オーディオアウトレットの店頭には、不在の際はカインラボショールームにお越しくださいみたいな看板が掲げられていたので、オーディオアウトレットはカインラボの直営店みたいです。サウンドベース555も、店内の品揃えの傾向から、カインラボの関連店なのかなぁと思いましたが、確証はありません。ちなみにカインラボショールームはここからすぐのところにあります。


サウンドベース555の店内は面白いものが目白押し!ユニット裏面が確認できなかったのでアルテック製かウエスタンエレクトリック製か判りませんでしたが、20cmフルレンジ755です。とても綺麗な状態です。このように平面バッフルに取り付けられています。いいなぁ、ほしいなぁ。


サウンドベース555のウリは、何と言ってもウエスタンエレクトリックの復刻スピーカー群。復刻品とは言っても、オリジナルとたがわぬ寸法と仕上げで、威風堂々です。


壁ぎわにはカインやオーディオスペースなどの真空管アンプがずらりと展示されています。


店内一望。


私が訪問した時は何やら大きなブツを搬入されるところでした。しばらくすると、真っ二つに分離されたパラゴンが、まず右半分、ついで左半分と店の奥に持ち込まれた後、左右ドッキング!そしてフロントの湾曲した木製カバーが装着され、ものの見事にD44000パラゴン出現!バージョンまでは判りません。それにつけても私、パラゴンが真中で二つに分割されることを今日初めて知りました。


なんでもこのパラゴン、購入以来、数十年来動かしたことがなかったらしく、相当綺麗に扱われていたのでしょう、作りたての新品と言っても過言ではないくらい、傷一つ、シミ一つない美品でした。普通パラゴンって、年式から考えても目立つ傷の一つや二つあってもおかしくなく、天板上に花瓶などが据え置かれることが多いようで、丸いシミがあったりするものです。しかしこの搬入個体は、そういうシミや傷が見受けられず、よほど大切に扱われてきたのだろうと思います。ちなみにこのパラゴン、販売価格は300万円くらいのようです。相場よりやや高めですが、これほど状態のよいものはめったにないでしょうから、300万円の価値は充分にあると思います。搬入されたばかりで音は聴けませんでしたが、さぞ素晴らしいのでしょうね。久々に吉祥寺のジャズバーファンキーのパラゴンを拝みにいきたくなりました。

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