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2010年9月16日木曜日

オヤイデ電気の製品開発用試聴システムの入れ替え記その1


オヤイデ電気の本社、ケーブルやオーディオアクセサリーの評価試聴を行うための試聴システムです。おそらく本邦初公開。

この度、この試聴システムのオーディオ機器の大部分を入れ替えることになりまして、今日は半日掛かりで現行試聴システムの取り外し作業をやってました。

ちなみに、現行の機器は、スピーカーがティールのCS-7で、同社の2000年当時のトップモデル。CDトランスポートがエソテリックのP-0sで、これも発売から10年経った今でもCD専用プレーヤーの最高峰と謳われているモデルです。DACはエソテリックのD-70。クロックジェネレーターがエソテリックのG-0sで、ルビジウムクロックを内蔵している有名な機種です。プリアンプはCHORDのCPA-4000で、パワーアンプがCHORDのSPM-1200E。レコードプレーヤーがミッチェルエンジニアリングのGyroDecです。
また、サブの機器としてエソテリックのユニバーサルプレーヤーDV-50s、フォステクスの2wayスピーカーG-1300などがあります。


今回、手放すオーディオ機器は、メインスピーカーのティールCS-7。そしてプリアンプCPA-4000、パワーアンプSPM-1200E、そしてクロックジェネレーターのG-0sです。現行でも十分にリファレンス機器の性能を有していますが、製品開発のさらなるクオリティアップを図るため、今回の機器入れ替えと相成りました。


CDトランスポートのP-0sは、現在でもSACDと勝るとも劣らない音質でCDディスクを再生できる、CD再生専用機の神とでも言うべき機種。VRDSメカを極限まで高めた頑強な造りは、エソテリックの技術力と威信の結晶であり、音質的に現時点でもCD専用機としてリファレンスたるにふさわしいので、次期システムにおいても使い続けることにしました。


スピーカーCS-7と、コードのプリ・パワーアンプ、クロックジェネレーターを取っ払いました。右奥には、オヤイデ電気のダウントランスCS-3000が見えます。試聴ルームまで200Vできて、直近でこのCS-3000で100Vに降圧、システムに電源供給しています。


さらに、残ったシステムをラックごと右脇に移動。


サブの小型スピーカーG1300も左脇に移動。
明日いよいよ新しいプリアンプとパワーアンプとスピーカーが届きます!いやー、楽しみだなぁ。
さてさて、このスペースにはどんなオーディオ機器がやって来ると思います?皆さん予想してみてください。うちの社長から新しく導入する機種名を知らされたとき、現行より数ランクアップするなと想像しつつ、オヤイデの新リファレンス試聴システムとして相応しく、今後それらの機種で製品開発できるなら、言うこと無しだと思いました。
では、次回をお楽しみに!

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