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2010年8月11日水曜日

ダイナミックオーディオでSTB-MS/STB-HW/MJ-12試聴できます。


秋葉原の老舗オーディオショップ、ダイナミックオーディオサウンドハウスダイナミックオーディオ5555の真横にあります。2010年8月現在、両店の各フロアでは、アナログオーディオフェスタを一斉開催中です。


現在、サウンドハウス2階(スタジオアキヤマ)では、オヤイデ電気のレコードスタビライザーSTB-MS/STB-HW、ターンテーブルシートMJ-12が試聴できます。お気に入りのレコード盤を持参しての試聴も可能だそうです。詳しくはスタジオアキヤマのブログをご覧あれ→こちら

上は常設されているデノンのレコードプレーヤーDP-1300Mk2。DP-1300Mk2付属ターンテーブルシートが取り外され、代わりにMJ-12とSTB-MSが載ってます。オプションのカーボンパイプSTB-CMも置いてあるので、組換え試聴可能です。そういえば、DP-1300Mk2付属ターンテーブルシート(ゴム製)もMJ-12(アルミ製)と同様、テーパー付きターンテーブルシートなので、フロア担当の秋山さんにお願いしたら、テーパー付きターンテーブルシート対決もさせてくれると思います。

MJ-12やSTB-MS/STB-HWの試聴は、このダイナサウンドハウス以外に、先日のブログ記事でも紹介したとおり秋葉原のテレオン110でも行えるのですが、奇しくも両店とも試聴プレーヤーがDP-1300Mk2です。
両店に限らず、オーディオ店でのレコード試聴機にDP-1300Mk2が用いられるケースをよくみかけます。理由としては、同機が手頃かつオーディオマニアを満足させうるクオリティを備えたレコードプレーヤーであるということ。トーンアームの調整が楽で、しかもユニバーサルアームなので、カートリッジの比較試聴などにおいて優れた操作性を発揮すること。それに、デノンが積極的に各オーディオ店に機器の貸し出しを実施しているということも、各オーディオ店がDP-1300Mk2を試聴プレーヤーに選んでいる理由なのでしょう。


ダイナサウンドハウス2階の2010年8月11日時点の展示試聴システム。ダルジール(DarTZeel)のプリマインアンプCTH-8550、ビオラのプリアンプCADENZA、フォノイコライザーはアインシュタイン(Einstein)のThe Turntables Choice、およびフェーズテック(PhaseTech)のEA-1Mk2、SACDトランスポートがEMM Labs製(たぶんCDSD SE)、DACはEMM LabsのDAC2。デノンのDP-1300Mk2とは別にブリンクマン(Brinkmann)のオアシス(OASIS)というレコードプレーヤーも試聴可能な状態で展示されています。スピーカーはアバンギャルド(avantgarde)のprimoΩ G2ウッドタイプ


フォノイコライザーのアップ。現在、OASISは、アインシュタインのThe Turntables Choiceにつながれています。いやー、ずいぶんと可愛い、円筒形のスタイルをしたフォノイコですね。一方、DP-1300Mk2はフェーズテックのEA-1Mk2に繫がれています。


試聴システムの背面。DP-1300Mk2にはアコリバの電源ケーブルパワーマックス、RCAケーブル(DP-1300Mk2はRCA出しなのだ!)には、オーグラインのHorusが繫がれています。ダールジールのCTH-8550からアバンギャルドのprimoΩ G2までは、ワイヤーワールドのスピーカーケーブルゴールドエクリプス(GOLD ECLIPSE)で繫がれています。DP-1300Mk2の裏には、試聴用にSTB-HWが置かれています。


現在の電源アイテムは、リチャードグレイスパワーカンパニーのACエンハンサー400pro、クリプトンの電源タップ(たぶんPB-500Mk2かな)、写真には写ってないけどJ1プロジェクトの電源タップなんかも使われていました。400proは、たしかコイルがホット・コールドの間に繫がれているだけという単純な構造だったはずですが、評判も良いみたいで、コンセントが上向きについている点と、接地面積が小さい点、質実剛健なシックなデザインで、個人的に私の自宅に導入してみたいクリーン電源です。発売当初、不評だった20Aインレットから、最近、一般的な15Aインレットに仕様変更され、使い勝手も向上したみたいですし。


こちらブリンクマン(Brinkmann)のオアシス(OASIS)。ドイツのメーカーのレコードプレーヤーで、昨年夏からステラボックス扱いで、日本への輸入が開始されたようです。海外製では珍しいダイレクトドライブによる回転系を有し、アルミ系合金からなる厚みのあるプラッター、ねじ込み式の専用レコードスタビライザーも付属。おっと、このオアシス、スピンドルに専用スタビライザーをネジ止め固定するとなっているので、STB-MSやSTB-HWを載せられるのかなぁ。確認するのを忘れてしまったが、まぁたぶん載せられるんじゃないかな。行ってみた人は試してみてちょ。
秋葉にお越しの際は、ぜひダイナミックオーディオサウンドハウスにお立ち寄りくださいね。

そうそう、ライバルが増えると困るのであまり教えたくはないのだけれど、ダイナサウンドハウスは、けっこう珍しい中古の出物が頻繁に入荷する穴場のお店でもあるのです。
私はここ2カ月の間に、同店でアンテロープのOCXや、KABのフォノイコライザーEQSMk12をゲットしました。OCXやEQSMk12は、私の欲しい物リストに名を連ねていたオーディオ機器たちなのですが、中古市場に滅多に出ない代物。それが同じ店で同時期に2台同時に見つけてしまい、いま買わないと次にいつ出物に巡り合えるか分からないという衝動に駆られ、一念発起で両方とも買ってしまいました。
ちなみに、同店の中古は常連のお客さんからの下取り品が多いようで、とても状態がいいのです。今日も2階にシナジーの電源ケーブルの出物を見つけて、かなり触手が動いています。ではでは。

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