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2010年4月15日木曜日

聖橋からの眺め


昨日は小春日和の晴天。通勤時に御茶ノ水にある聖橋の上からニコライ堂方面を写しました。右端にはJR御茶ノ水駅が見えます。

オヤイデ電気の本社はJR御茶ノ水駅から徒歩5分のところにあります。私はJR中央線を使っているので、通勤の際には御茶ノ水駅を降り、この聖橋を渡って会社に向かいます。


聖橋から秋葉原方面を望む。地図上ではこちらになります。

ここからの眺めは私のお気に入りなのですが、どうやら有名な撮影スポットでもあるようで、いつも何人もがカメラを構えています。起伏に富んだ武蔵野台地、人力で掘られた神田川、そして神田川を跨ぐ幾つもの橋、中央奥に見える秋葉原電気街のビル群など、奥行き感のあるダイナミックな光景が聖橋から一望できるのです。タイミングがよいと、このように神田川を渡る東京メトロ丸の内線(赤)、中央線(オレンジ)、そして秋葉原方面からの総武線(黄色)が同時に拝めます。


聖橋から水道橋・新宿方面を望む。神田川は江戸時代、江戸中心部に飲料水を供給するために、徳川家康の命によって人力で掘られた水道(神田上水)。現在は飲料水用には使われていませんが、ゴミを運ぶ艀の水路として利用されています。この季節、神田川沿いの緑がとても綺麗です。向こうに見える橋は、御茶ノ水橋です。


聖橋から湯島聖堂側を望む。右手に湯島聖堂、左手に東京医科歯科大学がそびえています。
聖橋の由来は、ニコライ堂(東京復活大聖堂)と湯島聖堂との二つの「聖堂」との間に掛けられた橋だからです。


聖橋の袂から湯島聖堂を見下ろしたところ。都会のビル群に囲まれていながらも、ここだけは山里の風景のようなのどかさが漂っています。この季節、ツバキの花が緑に映えてなんとも美しいです。


湯島聖堂の見取り図。湯島聖堂はご承知のとおり日本における学校教育の発祥の地として有名で、国の史跡です。詳しくはこちらなどをご覧ください。


湯島聖堂は開門時間内は敷地内に自由に出入りできます。聖橋袂側から湯島聖堂内の敷地に足を踏み入れると、ほどなく杏壇門が現れます。


杏壇門を抜けると石畳の前庭の先に大成殿を望めます。この大成殿、土日祝日は内部を公開していますので、興味のある人は、秋葉原にお出かけのついでに、湯島聖堂に立ち寄ってみられたらいかがでしょう。秋葉原電気街から湯島聖堂・聖橋までは徒歩10分ほどです。
通勤時の一風景でした。ではでは。

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